Interview

マーケティング - Suzuki

商品開発を1から10まで自分の意思でリードしていく。

20代でここまで任される企業は、きっと他にはない。

若いうちからグローバルと関わり、
好きなマーケティングを極めたいと転職。

 

私は小学生から高校生にかけて計9年間、アメリカで暮らした経験があり、そこで身につけた英語力を生かして将来はグローバルと関わる仕事がしたいと考えていました。また、大学ではマーケティングを専攻し、商品開発の仕事にも興味関心を持っていました。その二つを叶えられそうな場として新卒で就職先に選んだのが、某飲料メーカー。希望通りマーケティング部門に配属になったものの、その企業で海外に出向けるのはある程度の勤続年数を経てからが多く、やりたいことができるまで時間がかかりそうだと感じて転職を考えるように。そして転職活動を進めるうちで出会ったのが、グループセブジャパンでした。

前職での経験が活かせるプロダクトマネジャー職の募集で、私自身ティファールの調理器具を愛用していたこともあって、生活に身近な商品を企画開発できることに魅力を感じて応募。面接は一回の訪問時にいろいろな方と話して3時間を要しましたが、応募者としっかりコミュニケーションを取って相互理解を図ろうという姿勢に好感が持てました。その面談のなかで、グループセブジャパンのプロダクトマネジャーは業務範囲がきわめて広く、また、フランス本社とも定期的に英語でのミーティングを行って商品開発を進めていると分かり、ここなら私が望むキャリアを実現できるに違いないと転職を決意。社会人になって4年目のことでした。

 

 

市場分析から商品企画、フランス本社との折衝から
広告宣伝まですべてを担う。

 

入社後は、ティファールの小型家電を企画開発するプロダクトマネジメントチームに配属となり、現在は主力製品のひとつである電気ケトルを主に担当しています。当社のプロダクトマネジャーは想像以上に業務の幅が広く、市場調査から始まり、そこから商品開発の方向性を導き、具体的なコンセプトを考えて商品を企画。それをフランス本社に提案して承認を得て、中国の生産工場ともやりとりしながら開発を進めていきます。さらに発売に向けて、社内の専門部署と一緒に広告宣伝の戦略も立て、取扱説明書の制作までディレクションしていく。まさに商品開発の1から10まですべてに関わっていくのです。

しかも、グループセブジャパンは個人に委ねられる裁量が大きく、担当する商品については自分が権限を持って物事を進めていくことができる。フランス本社側に日本のお客様のニーズを理解してもらい、日本仕様の商品を作ってもらえるよう折衝する場面など、とてもパワーがかかることもありますが、そうした苦労を乗り越えて新商品を発売できた時は本当に大きな達成感があります。先日発売された、茶こし付きでティーポットとしても使用できるガラスタイプの保温機能付き電気ケトルは私が企画開発をリードしたもの。いままでにない商品だとSNSでも評判を呼んでおり、そうしたお客様の声に直に触れるとモチベーションがいっそう上がります。

 

「革新への情熱」をもって、
お客様の悩みを解決する商品を創り続けたい。

 

私はまだ20代後半ですが、この歳でここまで責任を持って商品を企画開発できる企業など、おそらく他にはほとんどないと思います。経営陣との距離も近く、こうした商品を創るべきだと自分の考えをしっかりと訴えれば、受け入れてもらえますし、GOサインが出るのも早い。グループセブジャパンに入社しなければ、きっとこんな経験はできなかったと強く感じています。

これからも、グループセブが掲げるバリューである「革新への情熱」を大切にしながら、プロダクトマネジメントをいっそう究めていきたい。電気ケトルはすでに発売して20年経ちますが、この間、ただお湯を沸かすだけではなく、温度調節ができたり、丸洗いできたりと、常に革新的な商品を開発してきたことによってNO.1のシェアを築き上げてきました。この「革新への情熱」を継承して、お客様が抱える悩みを解決し、お客様の生活を良くすることに貢献できる商品を創りたいです。たとえば、簡単な調理もできる電気ケトルや、アウトドアで使用できて災害時にも役立つ携帯型の電気ケトルなど、市場でニーズがありながら、まだ形になっていない商品はいくらでも考えられます。ゆくゆくはフランスに赴いて本社のマーケティング部門での業務も経験し、キャリアをもっと高めて、お客様にとって本当に価値のある商品を創り出すことにチャレンジし続けたいと思っています。